工務店選びで失敗しないために


注文住宅を工務店で建てたいけれど、「本当にこの会社で大丈夫なのか」「契約後に費用が増えないか」「完成後に後悔しないか」と不安に感じていませんか。

家づくり相談所福島店にも、工務店選びで迷っている方から多くのご相談があります。地元工務店は、地域の気候や土地事情に詳しく、柔軟な家づくりができる魅力があります。一方で、会社ごとの技術力、提案力、施工管理、保証内容に差が出やすいのも事実です。

私たちは、工務店そのものを避けるべきだとは考えていません。大切なのは、安さや人柄だけで決めず、費用、性能、契約、現場管理、アフター対応まで確認したうえで選ぶことです。

地元に合った家を建てたい方、自由度を大切にしたい方には工務店という選択は向いています。ただし、見積もりや保証の確認を曖昧にしたまま進めたい方は注意が必要です。選ぶ基準は、価格の安さではなく、総額の分かりやすさ、説明の具体性、現場を管理する力、長く相談できる安心感です。


私たちが最初に伝えたいこと

注文住宅で工務店選びに失敗しないために、私たちが最初にお伝えしたいのは「契約前の確認で、失敗の多くは防げる」ということです。完成後の後悔は、家が建ってから急に起こるのではなく、契約前や打ち合わせ段階の確認不足から始まっているケースが多いからです。

たとえば、最初の見積もりに外構費や地盤改良費が含まれていなかった、標準仕様の内容を理解しないまま契約した、断熱や気密の説明を感覚的な言葉だけで受け取ってしまった、というケースがあります。これらは、事前に質問しておけば避けられる可能性があります。

家づくり相談所福島店では、工務店を決める前に、まずご家族の予算、土地の状況、希望する暮らし方、必要な性能を整理することを大切にしています。いきなり会社選びから始めると、営業担当者の印象や見た目のデザインに判断が偏りやすくなります。

工務店選びは、建物をつくる会社を探すだけではありません。家族の暮らしを長く支えてくれる相手を見極める作業です。だからこそ、焦って契約せず、判断材料をそろえてから進めることが大切です。


工務店は会社ごとの差が大きい

工務店選びが難しい理由は、会社ごとの差がとても大きいことです。高気密・高断熱、耐震、換気、構造計算まで丁寧に取り組む工務店もあれば、昔ながらの経験や職人の勘に頼り、最新の住宅性能や補助制度への対応が弱い会社もあります。

同じ「地元工務店」でも、実際の中身はまったく違います。標準仕様が明確な会社もあれば、打ち合わせのたびに仕様が変わり、最終的な金額が見えにくい会社もあります。現場監督がしっかり管理している会社もあれば、下請け任せになっていて、誰が責任を持って確認しているのか分かりにくい会社もあります。

特に注意したいのは、「何でも自由にできます」という言葉だけで安心してしまうことです。自由度が高いことと、暮らしやすさや性能まで考えて提案できることは別です。良い工務店は、施主の希望を聞いたうえで、構造上の注意点、断熱への影響、費用の変化まで説明してくれます。

私たちは、工務店を選ぶときに「話しやすいか」だけでなく、「都合の悪いことも説明してくれるか」を見てほしいと考えています。安心できる会社ほど、できることとできないことをはっきり伝えてくれます。


向いている人と注意したい人

工務店での注文住宅が向いているのは、地域に合った家づくりをしたい方、間取りや素材にこだわりたい方、担当者と近い距離で相談しながら進めたい方です。地域密着の工務店であれば、土地の特徴や気候、周辺環境を踏まえた提案を受けやすい場合があります。

また、大手ハウスメーカーのような規格に縛られすぎず、暮らしに合わせた柔軟な計画を立てやすい点も魅力です。たとえば、家事動線、収納計画、自然素材、造作家具などを細かく相談したい方には、工務店の距離感が合うことがあります。

一方で、すべてをお任せしたい方、細かな確認を面倒に感じる方、保証の長さだけを重視したい方は慎重に進める必要があります。工務店によっては、常設モデルハウスがない、担当者が少ない、打ち合わせ資料の整理が弱いなど、施主側にも確認する姿勢が求められる場面があります。

家づくり相談所福島店では、「工務店が合うかどうか」も含めて一緒に整理します。無理に工務店をすすめるのではなく、ご家族の考え方や予算、安心したいポイントに合わせて、依頼先の方向性を確認することが大切だと考えています。


注文住宅

依頼先の選び方


工務店とハウスメーカーの違い

工務店とハウスメーカーの違いは、知名度や価格だけではありません。大きく違うのは、設計の自由度、品質管理の仕組み、保証体制、打ち合わせの進み方です。

工務店は、地域に根ざした家づくりを得意とする会社が多く、間取りや素材の自由度も比較的高い傾向があります。担当者との距離が近く、相談内容が現場に伝わりやすい会社もあります。その反面、品質管理や保証、資料の分かりやすさは会社ごとに差が出やすくなります。

ハウスメーカーは、商品や仕様がある程度決まっているため、完成イメージをつかみやすく、品質や保証の仕組みも整っていることが多いです。ただし、規格外の要望には制限が出る場合があり、広告宣伝費や展示場の維持費などが価格に反映されることもあります。

私たちは、どちらが正解とは考えていません。自由度や地域性を重視するなら工務店が合うことがありますし、仕組みの安心感やブランド力を重視するならハウスメーカーが合う場合もあります。大切なのは、会社名ではなく、ご家族が何を優先したいかを明確にすることです。


決め手は価格より管理体制

工務店を選ぶとき、価格の安さだけで決めるのは危険です。どれだけ見積もりが安くても、現場管理が不十分であれば、施工ミス、工期遅延、仕様の抜け落ちが起こりやすくなります。

私たちが特に確認してほしいと考えているのは、現場監督が誰なのか、同時に何棟を担当しているのか、変更内容をどのように職人へ共有しているのかです。小規模な工務店では、営業、設計、積算、現場管理を一人が兼務していることもあります。話が早いという良さがある一方で、忙しくなると連絡漏れや確認不足が起こる可能性もあります。

また、工務店が自社で現場をきちんと管理しているか、ほとんど下請け任せになっていないかも重要です。下請け業者に依頼すること自体は一般的ですが、元請けである工務店が工程や品質を把握していない状態は避けるべきです。

完成見学会や相談時には、建物の雰囲気だけでなく、担当者の説明の具体性を見てください。質問に対して曖昧な返答が多い場合は、契約前にさらに確認が必要です。良い会社ほど、管理体制を聞かれても嫌がらず、分かりやすく説明してくれます。


相談前に整理したいこと

工務店へ相談する前には、家族の希望を整理しておくことが大切です。希望が曖昧なまま相談すると、提案を受けても判断しにくく、後から「本当にこれでよかったのか」と迷いやすくなります。

まず整理したいのは、予算、土地の有無、入居希望時期、必要な部屋数、重視したい性能、家事動線、収納量です。さらに、絶対に叶えたいこと、できれば叶えたいこと、予算次第で調整できることに分けておくと、打ち合わせが進めやすくなります。

たとえば、「広いリビングがほしい」という希望があっても、家族によって意味は違います。来客を呼びたいのか、子どもが遊べる空間がほしいのか、キッチンから見渡せる安心感がほしいのかで、必要な間取りは変わります。希望の言葉だけでなく、そうしたい理由まで整理しておくことが大切です。

家づくり相談所福島店では、工務店に相談する前の段階から、こうした条件整理をお手伝いしています。先にご家族の基準をつくっておくことで、会社選びでも見積もり比較でも迷いにくくなります。


注文住宅

費用で後悔しない考え方


本体価格だけでは判断しない

注文住宅の費用は、本体価格だけで判断してはいけません。実際に住み始めるまでには、本体工事費のほかに、付帯工事、外構工事、地盤改良、照明、カーテン、登記、火災保険、住宅ローン関連費用などが必要になることがあります。

工務店の見積もりでは、最初に提示される金額が安く見える場合があります。しかし、その金額にどこまで含まれているかを確認しないと、後から追加費用が増えてしまいます。キッチンや浴室の設備が最低限のグレードで入っているだけだったり、外構や照明が別途扱いだったりすることもあります。

私たちが相談時に大切にしているのは、「建物だけの金額」ではなく「暮らし始めるまでの総額」で考えることです。土地代、建物代、諸費用、外構、家具家電、引っ越し費用まで含めて見ておかないと、入居後の生活に余裕がなくなる可能性があります。

本体価格が安いかどうかよりも、何が含まれていて、何が含まれていないのかを確認することが重要です。見積もりの中身が分かりにくい場合は、契約前に必ず整理しておきましょう。


追加費用が出やすい場面

注文住宅で追加費用が出やすいのは、契約後に細かな仕様を決めていく場面です。最初の見積もりが概算に近い状態だと、設備や内装、電気配線、収納、外構を決めるたびに金額が上がることがあります。

たとえば、地盤調査の結果によって地盤改良が必要になる場合があります。土地によっては大きな費用になることもあるため、土地を選ぶ段階から注意が必要です。水道の引き込み、造成、擁壁、解体、残土処分なども、土地条件によって変わります。

建物内部では、キッチンや浴室のグレードアップ、造作収納の追加、窓の変更、床材や壁材の変更、コンセントの増設などで費用が上がりやすくなります。どれも暮らしに関わる大切な部分なので、単純に削ればよいわけではありません。

家づくり相談所福島店では、最初から予備費を見込んだ資金計画をおすすめしています。予算をぎりぎりに組むと、必要な設備や性能を削らざるを得なくなる場合があります。追加費用が出る前提で余裕を持つことが、後悔を防ぐ現実的な方法です。


見積もりで確認したいこと

見積もりを見るときは、総額だけでなく、項目ごとの中身を確認しましょう。特に、標準仕様、別途費用、未確定費用、変更時の扱いは必ず見ておきたい部分です。

確認したい項目は、断熱材、窓、換気設備、外壁、屋根、床材、キッチン、浴室、トイレ、建具、照明、コンセント、収納、外構、地盤改良の扱いです。これらが標準に含まれているのか、オプションなのかによって、最終的な金額は大きく変わります。

また、契約後に変更した場合の見積もりルールも大切です。口頭で「少し上がります」と言われただけで進めると、最終精算で思った以上の金額になることがあります。変更が出たら、その都度、金額と内容を書面で確認しましょう。

私たちは、見積もりは安さを比べるためだけの資料ではなく、その会社の誠実さを見る資料だと考えています。分かりやすく説明してくれる会社は、工事中のやりとりも安心しやすい傾向があります。分からない項目をそのままにせず、納得してから次へ進むことが大切です。


注文住宅

間取りと性能の失敗を防ぐ


図面だけで暮らしは判断できない

間取りの失敗は、図面上では気づきにくいところから起こります。部屋の広さが十分に見えても、家具を置くと狭く感じたり、家事動線が長くなったりすることがあります。

たとえば、リビングにソファ、ダイニングテーブル、テレビボードを置いたとき、人が通る幅が確保できるかを確認する必要があります。洗濯機から干す場所、しまう場所までの距離が長いと、毎日の家事が負担になります。玄関からキッチンまでが遠いと、買い物帰りの荷物運びも大変です。

収納も同じです。大きな納戸が一つあるだけでは、使いやすい収納とは限りません。玄関には靴や外用品、洗面所にはタオルや洗剤、キッチンには食品や調理家電など、使う場所の近くに収納があることが大切です。

家づくり相談所福島店では、間取りを見るときに、実際の暮らしを想像しながら確認することをおすすめしています。朝の支度、帰宅後、洗濯、掃除、ゴミ出し、来客時まで動きをなぞると、図面だけでは見えない不便さに気づきやすくなります。


断熱と気密は数値で確認する

断熱や気密は、言葉の印象だけで判断しないことが大切です。「暖かい家です」「高断熱です」という説明だけでは、実際の性能は分かりません。

確認したいのは、断熱性能を示すUA値、気密性能を示すC値、気密測定の有無、換気計画です。特に寒さが厳しい地域では、断熱性能が不足すると光熱費が上がりやすく、室内の温度差による不快感も出やすくなります。気密が不十分だと、計画した換気がうまく働かず、すき間風や湿気の問題につながる可能性があります。

また、断熱材を入れれば安心というわけではありません。壁の中に湿気が入り込み、外へ抜けにくい構成になっていると、内部結露のリスクが高まります。防湿、透湿、通気、換気について、工務店がどのように考えているかを確認することが大切です。

私たちは、工務店に性能の話を聞くときは、断熱材の種類だけでなく、数値、測定、施工方法まで確認してほしいと考えています。性能は完成してから見えにくい部分だからこそ、契約前の説明が重要です。


水回りと電気計画も慎重に見る

水回りと電気計画は、住み始めてから不満が出やすい部分です。見た目のデザインに意識が向きがちですが、毎日使う場所ほど、細かな使い勝手が生活の満足度を左右します。

水回りでは、キッチン、洗面、浴室、トイレの配置だけでなく、掃除のしやすさ、収納量、湿気対策を確認しましょう。浴室や洗面所は水分が多いため、換気や素材選びが不十分だと、カビや汚れの悩みが増えることがあります。配管まわりの施工不良があれば、水漏れなどのトラブルにつながる可能性もあります。

電気計画では、コンセントの数と位置が重要です。調理家電、充電器、掃除機、在宅ワーク用の機器、テレビまわり、Wi-Fi機器など、実際に使うものを書き出して確認する必要があります。照明スイッチが扉の裏に隠れる、ベッドを置くとコンセントが使いにくい、といった失敗も起こりやすい部分です。

家づくり相談所福島店では、見た目だけでなく、入居後の使いやすさまで考えることを大切にしています。水回りや電気は後から直すと費用がかかるため、打ち合わせ段階で具体的な生活シーンを想像しておきましょう。


注文住宅

契約と工事中の注意点


契約前に保証を確認する

工務店に依頼する前には、保証制度を必ず確認しましょう。特に大切なのは、建築途中の倒産に備える制度と、引き渡し後の重大な不具合に備える保険です。

建築途中で工務店が倒産すると、支払い済みの費用が戻らない、工事が止まる、別の会社へ引き継ぐために追加費用がかかるなど、大きな問題につながります。このリスクに備える方法として、住宅完成保証制度があります。利用できるかどうか、保証の範囲、費用、申し込みの時期は事前に確認が必要です。

また、新築住宅では、構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防ぐ部分について、一定期間の責任が定められています。どの保険法人に登録しているか、保証書類をいつ受け取れるかも確認しましょう。

私たちは、保証は「何かあったときのため」だけでなく、その会社の管理姿勢を見る材料でもあると考えています。保証の質問に対して分かりやすく説明してくれる会社は、契約後も安心して相談しやすいはずです。


変更内容は必ず記録する

注文住宅では、打ち合わせ中に間取りや仕様を変更することがあります。そのときに必ず行いたいのが、変更内容を記録として残すことです。口頭だけの約束は、後から認識違いが起こりやすいからです。

たとえば、収納棚を追加する、窓の位置を変える、コンセントを増やす、壁紙を変更するなど、一つひとつは小さな変更でも、図面や見積もりに反映されていないと現場で抜け落ちることがあります。間取り変更の後に、以前の図面にあった収納や設備が消えてしまうケースもあります。

変更があったら、メールやチャットで内容を残し、日付、場所、費用、反映する図面番号を確認しましょう。可能であれば、最新図面に印を付けて共有してもらうと安心です。

家づくり相談所福島店では、記録を残すことは工務店を疑うためではなく、お互いの認識をそろえるための大切な作業だとお伝えしています。良い関係を保ちながら家づくりを進めるためにも、曖昧なまま進めないことが大切です。


第三者確認も選択肢に入れる

工務店の説明に不安がある場合や、専門的な内容を自分たちだけで判断しにくい場合は、第三者の確認を入れることも選択肢になります。ホームインスペクションや住宅診断を利用すると、工事中や引き渡し時の状態を専門家に見てもらえます。

特に確認したいのは、基礎の配筋、構造金物、断熱施工、気密測定、雨仕舞い、引き渡し前の仕上がりなどです。完成してから見えなくなる部分は、工事中に確認しておく価値があります。

第三者の確認を入れることは、工務店を責めるためのものではありません。むしろ、安心して引き渡しを迎えるための手段です。誠実な工務店であれば、客観的な確認にも前向きに対応してくれることが多いでしょう。

ただし、検査を入れる場合は、契約前にタイミングや立ち入り条件を確認しておく必要があります。後から急に依頼すると、工程との調整が難しくなることがあります。不安がある方は、早めに相談しておくと安心です。


注文住宅

家づくり相談所福島店にできること


工務店選びを中立的に支える

家づくり相談所福島店では、注文住宅を検討している方が、工務店選びで失敗しないように中立的な立場でサポートしています。最初から一社に絞って話を進めると、その会社の提案が自分たちに合っているのか判断しにくくなることがあります。

地元工務店には、それぞれ得意分野があります。性能に強い会社、自然素材を大切にする会社、デザイン提案が得意な会社、土地探しから相談しやすい会社など、特徴はさまざまです。大切なのは、有名かどうかではなく、ご家族の予算、希望、暮らし方に合っているかです。

私たちは、相談者様の希望を整理したうえで、どのような会社が合いそうかを一緒に考えます。工務店だけでなく、ハウスメーカーやその他の選択肢も含めて検討することで、納得しやすい判断につながります。

「何から始めればよいか分からない」「工務店とハウスメーカーで迷っている」「営業担当者の話だけでは判断できない」という方は、契約前に一度立ち止まることが大切です。家づくり相談所福島店は、その整理役としてお手伝いします。


土地と予算から一緒に考える

注文住宅で工務店選びに失敗しないためには、建物だけでなく、土地と予算を一緒に考える必要があります。土地を先に購入してしまうと、地盤改良、造成、上下水道、外構、建築条件などで想定外の費用が出ることがあります。

たとえば、土地価格が安く見えても、造成や擁壁、ライフライン整備に費用がかかる場合があります。駐車場の取り方や日当たり、隣家との距離、道路との高低差によっても、建てられる家や必要な工事は変わります。

家づくり相談所福島店では、土地探しの段階から相談していただくことで、建物に使える予算を整理しやすくなります。土地と建物を別々に考えるのではなく、総額で無理がないかを確認することが重要です。

また、住宅ローンは「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」を分けて考える必要があります。入居後の生活費、教育費、車の維持費、将来の修繕費まで見たうえで、安心できる資金計画を立てることが大切です。


契約前の不安も整理できる

工務店との契約前には、不安や迷いが出て当然です。見積もりの内容が分かりにくい、保証の説明が不十分に感じる、他社と比べて高いのか安いのか判断できないなど、契約前には確認したいことがたくさんあります。

家づくり相談所福島店では、こうした契約前の不安を整理するお手伝いもできます。どの部分を工務店に質問すべきか、見積もりで確認すべき項目は何か、予算に無理がないかを一緒に確認することで、契約後の後悔を減らしやすくなります。

特に、追加費用、工期、保証、標準仕様、性能数値、アフター対応は、契約前に確認しておきたい重要項目です。契約してから聞くよりも、契約前に聞いたほうが選択肢を持ったまま判断できます。

私たちは、契約を急がせるのではなく、納得して進めることを大切にしています。注文住宅は大きな買い物だからこそ、不安を残したまま進める必要はありません。少しでも迷いがある方は、早めに相談していただくことで、次に何を確認すべきかが見えやすくなります。


注文住宅

よくある質問


地元工務店は避けるべきですか?

地元工務店を一律で避ける必要はありません。むしろ、地域の気候や土地事情に詳しく、柔軟な家づくりができる良い工務店も多くあります。問題は、工務店という名前だけで安心してしまうことです。

失敗しやすいのは、安さや人柄だけで決めてしまい、施工管理、保証、見積もり、性能の説明を確認しないケースです。反対に、標準仕様が明確で、現場管理の体制があり、断熱・気密・耐震について具体的に説明できる会社であれば、有力な選択肢になります。

家づくり相談所福島店では、地元工務店を候補にする場合でも、必ず複数の項目を確認することをおすすめしています。完成見学会、OB宅訪問、標準仕様書、保証内容、見積もりの明細などを見ることで、会社ごとの違いが分かりやすくなります。

大切なのは、「地元だから安心」と思い込まないことです。地域密着の強みを持ちながら、説明や管理もしっかりしている会社を選ぶことが、後悔を防ぐ近道です。


小さな工務店でも大丈夫ですか?

小さな工務店でも、体制が整っていれば安心して依頼できる場合があります。会社の規模よりも大切なのは、担当者の知識、現場管理の仕組み、施工実績、保証への対応です。

少人数の工務店は、社長や設計者と直接話せることが多く、意思疎通がしやすいという良さがあります。地域で評判を大切にしている会社であれば、入居後の小さな相談にも対応してくれる可能性があります。

一方で、担当者が少ないため、同時に多くの現場を抱えると連絡が遅れたり、工期が延びたりすることがあります。経営基盤や倒産リスクについても、大手に比べると慎重に確認したほうがよい部分です。

確認したいのは、年間の施工棟数、現場監督の担当数、協力業者との関係、住宅完成保証制度の利用可否、アフター点検の内容です。家づくり相談所福島店では、小さいから不安、大きいから安心と決めつけず、実際の中身を見て判断することをおすすめしています。


契約後に予算が上がることはありますか?

注文住宅では、契約後に金額が変わることはあります。ただし、大幅な予算オーバーが当然というわけではありません。最初の見積もりがどこまで具体的かによって、後から増える金額は大きく変わります。

予算が上がりやすいのは、設備のグレードアップ、造作収納の追加、窓や建具の変更、照明やコンセントの追加、外構工事、地盤改良などです。土地の条件によって必要になる費用は、契約前に完全には確定しないこともあります。

大切なのは、変更が出たときに、その都度見積もりを確認することです。口頭で「少し上がります」と言われたまま進めると、最終精算で驚くことがあります。変更内容、金額、支払い時期を書面で残してもらいましょう。

家づくり相談所福島店では、最初から予備費を含めた資金計画を立てることをおすすめしています。余裕のない予算で進めると、必要な性能や設備まで削ることになり、住んでから不満が残りやすくなります。


工務店の倒産リスクは防げますか?

工務店の倒産リスクを完全になくすことはできません。ただし、契約前の確認と保証制度の活用で、万が一の損失を抑えることはできます。

まず確認したいのは、住宅完成保証制度を利用できるかどうかです。この制度は、建築途中で工務店が倒産した場合に、工事の引き継ぎや追加負担の一部を支える仕組みです。保証内容や費用、加入条件は事前に確認が必要です。

次に、支払いスケジュールにも注意しましょう。工事の進み具合に対して前払いが大きすぎると、倒産時の損失が大きくなります。契約金、中間金、最終金の割合が妥当かどうかを確認してください。

極端な値引きや急な契約の催促がある場合も慎重に見たほうがよいでしょう。家づくり相談所福島店では、契約前に保証、支払い条件、会社の対応姿勢を確認することをおすすめしています。安心して建てるためには、契約前の備えが欠かせません。


完成後の不具合はどうすればよいですか?

完成後に不具合を見つけた場合は、まず状態を記録して工務店へ連絡しましょう。写真や動画を撮り、発生日、場所、症状を残しておくと話が進めやすくなります。

たとえば、水漏れ、建具の不具合、クロスの隙間、床鳴り、外壁や基礎の気になる箇所などは、全体写真と近くで撮った写真の両方を残すと状況が伝わりやすくなります。メールやチャットで送れば、やりとりの記録も残ります。

ただし、住宅は現場で人の手によってつくられるため、数ミリ程度の仕上がりの差や、素材の性質による変化が出ることもあります。すべてが施工不良とは限らないため、保証範囲や補修対象になるかを冷静に確認することが大切です。

工務店との関係は、引き渡し後も続きます。必要な指摘はきちんと行いながら、対応内容と期限を書面で確認しましょう。対応が不十分な場合は、第三者の住宅診断や専門窓口への相談も検討できます。


注文住宅

注文住宅で工務店選びに失敗しない要点


  • 工務店は会社ごとの技術力と管理体制の差が大きい
  • 自由度の高さだけで選ぶと暮らしにくさが残る
  • 家づくり相談所福島店では契約前の不安を整理できる
  • 価格は本体価格ではなく住み始めるまでの総額で見る
  • 追加費用は設備変更や地盤改良や外構で膨らみやすい
  • 標準仕様と別途費用は契約前に必ず確認する
  • 断熱や気密は言葉ではなく数値と測定の有無で判断する
  • 間取りは家具配置と家事動線まで図面上で確認する
  • コンセントや収納は使う場所の近くにあるかが重要
  • 工事中の変更は口頭ではなく文字で記録する
  • 現場管理を誰が行うかを契約前に確認する
  • 保証制度と倒産時の備えは必ず確認する
  • 不安がある場合は第三者の住宅診断も有効
  • 土地と建物と諸費用を分けずに総額で考える
  • 工務店選びは安さより長く安心して相談できる相手かで決める


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